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日本バレーボール協会様と自由視点映像及びマルチアングル映像の有料配信サービスを開始致しました

AMATELUS株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:下城 伸也、以下AMATELUS)は、公益財団法人日本バレーボール協会(本社:東京都渋谷区、会長代行:河本 宏子、以下JVA)と、AMATELUSが保有する自由視点映像に関する特許技術「Swipe Video(スワイプビデオ)」と、JVAが保有するアセットを相互連携し、スポーツ業界では世界初の取り組みとなる自由視点映像の有料配信サービスを開始する事をお知らせ致します。

■本発表までの経緯
2020年7月から2021年2月にかけてスポーツ庁がSPORTS TECH TOKYOと共同で実施した「INNOVATION LEAGUE(イノベーションリーグ) アクセラレーション(※1)」で、コラボレーションパートナーとして参画したJVAと、最終採択企業となったAMATELUSは、事業協創に取り組んでまいりました。2020/2021V.LEAGUEや、2021バレーボール男子日本代表紅白試合の場で実証実験を重ね、2021年7月に両者による戦略的業務提携の締結を発表致しました。

試合中の自由視点映像の国内外へのWEB配信や、フォームチェックなどのトレーニング用動画の配信、イベント時の記念撮影プラットフォームとしての活用などを見据え、コロナ禍によりイベントの無観客開催や人数制限を余儀なくされている現状において、お客様に「様々なアングルでの視聴体験」、「現地に行っているかのような視聴体験」、「普段観られないアングルからの視聴体験」をご提供すべく、これまで協創を進めてまいりました。
▼過去の戦略的業務提携のプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000028108.html

そして、2021年の「第21回アジア男子選手権大会」での実証実験を経て、この度「新たな試合観戦スタイルの提供」として視聴者がバレーボールの試合を自由視点映像としてWEB視聴できるサービスを開始する事と致しました。

■技術的革新
自由視点映像は東京2020オリンピックでも利用されていた最新映像技術です。自由視点映像の撮影には高額な撮影機材が必要でかつ映像データ容量が膨大になる為、これまで映像処理負荷や配信負荷の高さから、ビジネスとして成り立つには程遠い映像技術でした。
しかし、AMATELUSの「SwipeVideo(スワイプビデオ)(※2)」はこの技術的課題を解決しました。

SwipeVideo(スワイプビデオ)は独自の技術により膨大なデータ量で高負荷な為WEBブラウザ上での配信や再生は難しいとされてきた自由視点映像を、軽量高速にWEB配信出来るように開発した国際特許技術です。
この開発により今まで視聴者が体験出来なかった、映像の視点を自由に切り替えながら視聴するという行為を手軽に体験して頂けるようになりました。

この特許技術をサービス化する事で、今までテレビで見ていた映像を、視聴者側の意思で好きなタイミング、好きな角度から映像を視聴出来る世界を作る事が出来ました。
撮影は既存の中継カメラと連携する事も可能で、既存の中継映像をテレビで視聴しながら、手元のタブレットやスマホ,PCでは同じ映像の視点を切り替えながら視聴を楽しむ事が出来るので、気になったシーンをリプレイ映像として様々な角度からスロー再生をして見返すなどの視聴体験が可能になります。
(撮影時にカメラ自体の種類制限がない事から、スマホやアクションカメラなどでの撮影も可能です)
また、自由視点映像は3D映像としてAR、VRなどのxRコンテンツに転用が可能な為、今後のメタバース市場での活用も視野に入れています。

2020年、2021年とエンタメ業界で有料配信の実績を積み重ねてきたSwipeVideo(スワイプビデオ)。
2021年に有料配信した「かまいたち単独ライブ」では、よしもとオンライン配信史上1位のチケット販売枚数を記録し、氣志團20周年全国ツアーの舞台裏マルチアングル配信や、アイドルライブの「推しカメ配信」などでも配信チケット購入者から大好評を得てきました。
▼「かまいたち単独ライブよしもと主催オンラインライブ史上1位に」記事はこちら
https://magazine.fany.lol/6451/

このようなエンタメ業界での配信実績を元に、スポーツ業界での有料配信事業をJVAと開始する事で、今後のスポーツ業界のニューノーマルな映像ビジネスを構築していきます。

プレスリリースはこちら

 

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